磐座(いわくら)

入道ヶ岳は高山嶽と呼ばれ信仰の山とされ、椿大神社と深い関係といわれている。

山頂一帯は広大な面積に無数の磐座群が存在している。
磐座とは、単に自然の石ではなく岩盤ないし石の構築物を示すのではなく
太古の祭祀において神籬(ひもろぎ)として神霊の降り鎮まるところに設定されたものを示している。
巨大な岩を積み上げる偉業は人間の力では到底出来ない超古代祭祀遺跡である
磐座(いわくら)
   A,いしぐらの磐座

高さ1〜2メートル程の青黒く赤みのある石を
数十個南北に積み、5メートルの幅がある

井戸谷ルート 通報ポイントD付近
 調査中




B,主坐のいわくら

道が土砂で流され行けず
よって場所の特定できず
C,いしごうのいわくら

東南尾根コースにて
このような石が集まった場所がいくつもあり
特定はできない
  , 重ね岩(玉石)重ね石のいわくら

14個の巨岩で出来ており
ほぼ四角雛形に積まれている。
表面は四方を向き、直前5メートル前
から個々の独立した岩石が北方へ
一直線に並んでいる。

イワクラ尾根ルート 通報ポイントC付近
E,剣岩(仏岩) 奥の院いわくら

三角錐型底辺からの高さ7メートル
その下に四角の巨岩が積み重ねられている
刃に当たる尖り角が西北方向を示し
その方向に環状列石のように見える
白い岩ヶが見ることができる。

イワクラ尾根ルート 通報ポイントB付近
 調査中  F,たていわくら式のもの 

もともとは表面が滑らかであったが
年月とともに浸食されたようだ

イワクラ尾根ルート
 G,しめかけ岩のいわくら
   七五三岩(天狗の腰掛石)

二本松ルート 通報ポイントE付近
休憩にちょうど良い岩である
   H,いしがみのいわくら

縦五メートル黒光りする自然石

井戸谷ルート 通報ポイントB付近
I,石大神(しゃくだいじん)のいわくら

三重県指定文化財(天然記念物)
川床よりの
高さ184.5メートル幅約100メートル
巨大な岩である。
昔、石大神の岩頂には祀があり天照大神が祀られていた。


池ヶ谷ルート 登山口付近
 J,みふねいわくら 御船磐座

船の形に石が並べられている

椿大神社境内
参道脇にある

 K,高山士公神陵

二千年前の古墳
周囲凡そ三百メートル幅凡そ五十メートル
高さ凡そ二十メートル程の墳丘である

参道より左手
 場所は無し  L,祓塚

小岐須にあったと記録されているが
いまは名前がのこっているだけのようだ。
 調査中


 M,神集社


 N,いわくら遥拝所

井戸谷コース入り川の手前を登るとすぐ

 調査中  O,マド
  

いわくら位置略図(椿大神社二千年史より

A、いしぐらの磐座(俗称天狗の遊び場)
B、主坐のいわくら
C、いしごうのいわくら
D、重ね石のいわくら
E、奥の院いわくら(俗称ほとけ石のいわくら)
F、たていわくら式のもの
G、しめかけ石のいわくら(俗称天狗の腰掛石)
H、いしがみのいわくら(通称ふじ社)
I、石大神(しゃくだいじん)のいわくら
J、みふねいわくら
K、高山士公神陵
L、祓塚
M、神集社
N、いわくら遥拝所
O、マド